またまた投稿させていただきます。杉本梁江堂です。
和本の落丁繰りは、洋装本の落丁繰りと違って丁数がややこしい時があります。
普通、ページ数は「1、2、3、4・・・」と進んでいきますが、和本の場合は「一、二、三、四・・・」と進むうち、「十一又十一」とか「十五より二十五」とか、思わず騙されそうな丁付けがされている場合があります。
最初こんな丁付けを見た時、意味がわからず、理解が出来ませんでした。
また、丁数が柱(和本の折目の部分)についてある場合はやり易いのですが、浄瑠璃本などは縫目の部分に丁数が打ってあるので、とても見にくく、困ってしまう時があります。浄瑠璃本は、文字も読みにくく、文章が繋がっているかわからない時もあるので、落丁繰りは慎重になります。
ただでさえ見にくいのに、「十五から二十五」なんて丁数があったりすると、思わず「おいおい!」と本に向かってツッコミを入れたくなります。
和本の落丁繰りは、みなさん慎重にやりましょう!