バタバタと…

こんばんは。モズブックスです。

古本屋というと、一般の方は、帳場の奥の薄暗い場所で、一日中じっと座って本を読んだり、テレビを見たり、居眠りしたり、というイメージがあるかもしれません。いずれにしても気楽な商売だなあというようなイメージ…。まあ、そういう、ある意味、優雅な店主もおられるかもしれませんが、私の見渡すかぎり、皆さん仕入れに市場に即売会にネット作業に梱包に組合仕事に、あれこれかなり忙しそうです。ウチのような零細店でも毎日バタバタしていて、気づくともう夕方、もう日が変わったというのは日常茶飯事です。今日もこのブログに書きたいことはあったのですが、そういうわけで燃料切れ、またの機会にさせてください。


セドリについて(ヴィルヘルムマイステルの)

梁山泊時代のお話。
月曜日の市場が終わった後、突如店主の島元健作さんに「今から南の○○書店さんに行って『セドリ』をしてきなさい」と言われたのでした。
勤め始めて3年ほど経ったある日のことでした。
○○書店はわりと広い店で古い本から新刊に近いものまで幅広く揃えていて、当時も今も安目の値づけで人気のお店です。
おそらく数万冊はあると思われる棚をなめるように眺めていったのでした。
約1時間半、選んだのは安藤昌益についての研究書と中島敦の研究書。
結果は…いずれも×でした。
棚の書名を眺めながら、自分でも何が何やらわからないままのセドリ初体験。
あの頃の自分と現在の自分、成長しているのやらしていないのやら。
違っているのは、失敗したときのリスクが全部自分にかえってくること!


のどかな時代の

~ 横浜の古本屋で働いていた時の話~

大きな古本屋の漫画コーナーを担当していたのですが、月に一度、横浜から出発して、戸塚、藤沢、茅ヶ崎、平塚~いわゆる湘南地方へと巡ってゆくセドリの日がとても楽しみでした。社員の先輩が、S資金と称する封筒に入ったお金(幾らくらい入ってたのかなあ)をお店から預かり、僕が、ボロい軽のバンを運転して出発。まだインターネットなんて便利なモノはありませんでしたので、電話帳や、人の記憶をたよりに、海沿いの街の古本屋を一日かけて巡ってゆくのです。新書版の絶版漫画が高値でどんどん売れていた時代、中野のまんだらけで勉強した値段を参考に、海の街の本棚からどんどん漫画を抜いてゆくのです。今思えば、ずいぶんと乱暴な、態度のデカイ商売だったなあと、恥ずかしくなりますが、その当時は、そうやって棚ごと買う勢いの商いができる自分を、ちょっとした***(恥ずかしくて云えない)くらいに思っていた、ような、気がします。まあ、絶版漫画バブルにのっかっていたからできたことですし、田舎の、おじさんおばさんのお店では、売れりゃあ何でもいいってな感じでしたから。最近の市場で、その時セドっていたような漫画の束が、全く値段にならないのを見て、一体、あの騒ぎはなんだったんだろうと、あきれる思いです。様々なプチ・バブルを繰り返しながら、古本屋は何所へ転がってゆくのか?その行き先がだんだん見えにくくなっていく今日この頃、のどかな時代の古本屋を懐かしく思い出します。


ストレッチング

こんばんは。モズブックスです。

厚生書店さんの「紐くくり講座」、あの小気味よく縛り上げていく感じは、画像だけではなかなか伝わらないですね。いっそ動画配信でもやりますか?

ところで、さいきん腰痛が日常みたいになってきたので、この本を読んでストレッチなどしてます。

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古本屋の仕事は、結構、腰を酷使します。市場でも倉庫整理でも買取でも、重い本の移動はついてまわりますので…。デスクワークでも腰は痛くなります。何年もずっと安物のイスで仕事してたら、いよいよ座ってられなくなるくらい腰が痛くなったので、ひと月ほど前に6万円もするイスを買いました。腰にやさしいと
いうふれこみです。まあ、以前よりはだいぶマシになりました。