水の都の古本展2 日目

昨日は雨の中水の都の古本展にご来場いただきまして誠にありがとうございました!
小店の地味なラインナップも熱心にご覧いただきました。
大阪のシンボル、中央公会堂で開催中の水の都の古本展は午前10時から8時まで、明日は最終日のため午後5時まで営業しております。
また、明日はたにまち月いち古書即売会もスタート。
17日(金)から19日(日)まで。大阪古書会館にて午前10時から6時まで、最終日は午後4時まで営業しております。(土)にはたにまちこどもアートもあります!
どうか皆さま、たにまち月いち古書即売会にもご来場くださいませ。


たかが古本じゃないか

読んだこともないのになぜか脳裏に焼きつくタイトルがあります。
「これいただくわ」「そうそうそうなんだよ」「もう君には頼まない」「怒るな働け」「猫の首吊り」「ノンキがやってきた」「何を見ても何かを思い出す」などなど。
そんな気になるタイトルシリーズの1冊に「たかが映画じゃないか」というのがあります。
もう一度書きますが私はこの本を読んでいませんので間違っているかも知れませんが、映画が好きで好きでたまらない著者がこれまで見てきた映画たちを自分の人生と重ね合わせて思い入れたっぷりに、書いてしまいそうになり、ふと我にかえって自分に言い聞かせるようにつぶやいた一言がこのタイトルの由来ではないかと。
…全く違うかも知れません。何しろ読んでいないのですから。
皆さまも「水の都の古本展」にお越しの際は「たかが古本じゃないか」とつぶやいてくださいませ。


水の都の古本展までもう一週間。まだ一週間。

ここのところ引取りに伺っている地質学関係の本はその後の「たにまち月いち古書即売会」に回します。
とりあえず今週の市で唯一落札できた「梢風名勝負物語」を持っていくことにします。
揃っていたのですが残念ながら蔵印がわりとたくさんある巻があるので、バラします。揃っているのはあまり見かけませんでしょう?
まあ、内容は統一されていないので関心のある巻だけお買い上げいただける方がいいかもしれません。
女傑伝、相撲昭和伝、原敬血闘史、日本金権史、早慶野球戦、本因坊物語、魔術の女王、菊・吉名優船乗込、花の講道館、、、などなど。
小説仕立てでさぞかしデフォルメもあることでしょうが、研究書では得られない雰囲気というか(発表された)時代の空気感が表れるのがこうした作品を鑑賞するポイントとなりそうな気がします。
【第3回 水の都の古本展】
 ・期間:平成24年2月15日(水)~17日(金)
 ・時間:午前10時~午後8時(最終日は午後5時迄)
 ・会場:大阪市中央公会堂(地下一階・展示室)
 ・後援:大阪市・大阪府