読んだこともないのになぜか脳裏に焼きつくタイトルがあります。
「これいただくわ」「そうそうそうなんだよ」「もう君には頼まない」「怒るな働け」「猫の首吊り」「ノンキがやってきた」「何を見ても何かを思い出す」などなど。
そんな気になるタイトルシリーズの1冊に「たかが映画じゃないか」というのがあります。
もう一度書きますが私はこの本を読んでいませんので間違っているかも知れませんが、映画が好きで好きでたまらない著者がこれまで見てきた映画たちを自分の人生と重ね合わせて思い入れたっぷりに、書いてしまいそうになり、ふと我にかえって自分に言い聞かせるようにつぶやいた一言がこのタイトルの由来ではないかと。
…全く違うかも知れません。何しろ読んでいないのですから。
皆さまも「水の都の古本展」にお越しの際は「たかが古本じゃないか」とつぶやいてくださいませ。