本を括る話

こんばんは。モズブックスです。

象々さんの本を括る話、興味深く読みました。古本屋になる前は、本を括ることなんて考えもしませんでしたが、今では古本屋は本を括れてナンボという気がしています。

古本屋になりたての頃、先輩方が上手に本を括っているのを見て、どうやったらああいう風にできるのだろうと思いました。厚生書店さんの括り方をじっと観察していると、決して力任せに紐を引っ張るのではなく、要所要所で梃子の原理を利用しながら力を加えて、キュッキュッと実に小気味よく、本を括っていきます。「これだ!」と思い、もっとよく厚生さんの括り方を観察して、「門前の小僧習わぬ経を読む」ではないですが、何とか見よう見まねで人並みに括れるようになりました。

お客さんのところに本の買取にいくと、本を段ボール箱に入れるのではなく、紐で括って持って帰ります。箱に入れてしまうと、中に何が入っているのか分からなくなりますし、また車に積める量が少なくなってしまうからです。本を置いてある状況にもよりますが、私の経験上では、だいたい1時間で700~800冊くらいを括ることができるようにはなりました。他の方と比べたことはないので、早いかどうかは分かりませんが・・・。

本を括るのも結構奥が深く、文庫の場合、四六判やA5判の場合、A4判くらいの大判の場合、B4判~A3判くらいの大型本の場合で、それぞれ括り方を変えて、本が傷まないように注意しています。いろいろテクニックはあるのですが、これはまた別の機会に・・・。


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