草多くん、書かんかったわけじゃないんよ。パスワードやなんや、わからんようになって、今、厚生君に聞いたっちゅうわけです。
書くということに関しては、ワシは、無限に書ける方法を、20年も前に発明しとるからね、いくらでもやるよ。「何か」を、書くから終わっちゃうんで、「何か」を書くぞ、という気合い、書くぞ、という、心意気、「何か」を書く、前の段階の心境を書きつづければ、書くべき「何か」を永久に先送りにしながら無限に書き続けることが出来る?
さて、こんな始まり方。
さあ、俺は書くぞ。書く。書く。俺は書きたいんだから書く。何をかって?さあ、その何かを探すためか、あるいは忘れるためか、とにかく俺は書きたい。書くことが一杯ある気がするんだ。永久に、俺は書く、マシーンだ。ようし、書いてやる書いてやる、調子づいてきたぞ書いてやる書いてやる**********。
という感じで書かれたワシの卒業論文は、「良」しかもらえませんでした。ギリギリ。
それでも、結局留年したんで、あんなこと書かなきゃ良かったと思ったのです。
草多くん、それでもワシに書けと?