水の都展終了

梁山泊です。

第3回 「水の都の古本展」は、おかげさまで盛況の内に終えることが出来ました。
ご来場頂いた方、目録にご注文頂いた方、その他ご協力頂いた方、参加店のみなさん、ありがとうございました。

大阪古書研究会として、新たな展開を模索している中はじめたこの企画、3年目はひとつの節目であると感じていたのですが、古書販売のイベントとして、少しずつ浸透していっている様な実感を得ています。
新参加のモデルナさんがとても良く売れていたことをはじめ、参加店各位も手応えを感じているようで、今後まだまだいい催しに出来る可能性を感じました。

厚生さんもおっしゃっている様に、この催しは「本当に扱いたい物を持っていく」という過分に青臭い意気込みで始めたのですが、現実問題としてなかなか理想通りにいくものではありません。
小店のブースは、今回、それには遠い物になってしまいました。
反省しきり。

しかし、次回こそはコンセプトに見合った物を揃えたいと強く思いました。
なにより、自分自身がもっと面白いことをしたい。

売れなければ催事はできない。面白くなければ水の都をやる意味がない。

ちょっと違うか

・・・・・・・・・・・

*今さらながら、ブログなんぞをはじめてみました。
いつまで続くやら…
ひまでひまでひまでひまでしょうがないけれど何もやる気がおきない時に見てください。

りょうざんはくブログ


今年もよろしく御願いします

 年が明けてから、え~らい日が経ってしまいましたが、みなさんあけましておめでとうございます。

今年も、大阪古書研究会をよろしく御願い致します。
年が明けようが暮れようが不景気なのは相変わらずで、半ば諦め、半ば開き直って、仲良く楽しく生きております。
さて、54の原発の内、49が点検中で停止しているらしいのですが何の影響も無いですね(笑)
こんだけ円高なのに、ガソリン全然安くないですね。買い取りに遠くへ行くと大変です・・。
日本人って、約束を守るのは当たり前だという美徳を持っていた筈ですが、もはや全く影も形もないですね。
「国民との約束は守らないといけない!」と言い続けている人は裁判にかけられているし、えらい国やで・・。
今年こそは、一生懸命愚民化政策を継続する、また、いつまでも魔女狩り裁判を目くらましに自己保身に走る人達に騙される事無く、みんなが古本屋に来て本を買って読んで目が開かれ(ここがポイント・笑)、流される事の無いような国になったら良いですね。
先ず手始めに、2月に中之島におきまして、「水の都の古本祭り」を開催致します(えらい前振りの長い宣伝やな・・)。
古書研の精鋭達が、とっておきの商品を並べますので是非ご来場頂き、幸せな空間を満喫して頂けたら幸いです。
みなさまとお会い出来るのを楽しみにしております。
今年も一年、よろしく御願い致します。

クリスマス・・・と

 先ずは、年末の近鉄即売会(古書研催亊ではありませんが)を楽しみにしていて下さった皆様、古書店の都合により中止となってしまいました事、お詫び致します。

来年の2月には水の都の古本祭りを行ないますので、その時を楽しみにお待ち下さい。

何やかんやと貧乏ヒマ無しの日々を過ごしていたら、あっという間に今年も後2週間になっていました。

イエスの誕生日かサンタの誕生日か分からないイルミやモチーフに飾られ、雰囲気に触発されたわけでもないのでしょうが、この時期になるとイエスについて書いた本を探しにくる人がいます。
先日店での一こま・・
「すいませ~ん。イエスについて書かれた本あります?」・・と、大学生くらいのカップル。
『え~、内容はどんな物をお探しですか?奇跡物語とか、説教集とか色々ありますが・・』
「いや、あの~、イエスの誕生(場所とか状況とか)について知りたいな~と思いまして」
聖書も見た事の無いようなカップルだったが興味をもってくれるのは嬉しいもので、「聖書物語(女子パウロ会)」や「聖書のはなし(創元社)」等、絵入りの簡潔な内容の物を渡した。
「ほら~、やっぱり馬小屋やん」
《ほんまやな~。そしたら聖徳太子と一緒やってんな。真似したんちゃう!》・・(こらこら、それは逆や!と思いながら黙って聞いていた。少したって・・・)
「あの~、クリスマスってキリスト教で一番大事なイベントなんですよね」と彼氏。
《何アホな事きいてんの!世界中お祭り騒ぎやのに当たり前やん!》と彼女。
この2人、ちょっと面白い・・
『先ず、キリスト教も色んな人達がいるので全部がそうとは言いませんが、クリスマスは一番ではないですよ』
「えっっ!」《うそ~~!》
『本当~に長い間待ち望んだメシア(救い主)の誕生なので、その喜びたるや世界中を巻き込んでもおかしくはないですし、そう思われても当然(ただ現在のは商業主義の塊)ですが、最も大事なのはイースター(復活)なんです』
《ええええ、そうなんですか。生き返ったっていう事?》
「私は甦りであり命である・・ってやつですか?」・・・って、今度はこっちが驚いた!
「いや~、何かのゲームかコピーで見た事あって、意味は良くわからんかったけどかっこええな~って覚えてたんです」
彼女が・・ス・テ・キ・・ってな視線で彼を見つめている。
『そうですね、簡単に考えてもらえば直ぐ分かりますが、生まれてくるのは誰でもですが、死んで3日後に甦るのはイエスキリストだけですからね』
「なるほど」《そうですね~》
『だから、イエスの十字架の死と復活を信じているのがクリスチャンなんです。』
その後30分程、聖書やキリスト教の小ネタ集で盛り上がり、「本の選び方がわからない・・」と言うので
『2人の場合は、お互いに、相手に読んでもらいたい・・というのを選ぶのも、一つの方法ですよ』
と言って、2冊買って頂いた。
いや~、買って頂くのにも工夫が必要ですな(笑)

大学図書館問題研究会・兵庫支部報より(「右岸」と「左岸」…かなぁ? )

天神さんの古本まつりも無事終了し、一息ついているところに大阪教育大学附属図書館の八幡圭子さんから嬉しいメールが。
8月3日のブログで報告した図書館員さんとの勉強会の報告を八幡さんが「大学図書館問題研究会・兵庫支部報」第241号に寄せてくださったとのこと。
八幡さんと支部長さんのご了承を得られましたので、以下に転載させていただきます。
私の文章がいかにひどいかがよく分かると思います…。
八幡さん、そして図書館員の皆さま、改めまして、ありがとうございました!
●8月例会報告
「古書店のなかのヒトと。~古書店員&図書館員トークカフェ」
                                                       八幡 圭子
 今回、兵庫支部例会で初めての試みとして、「古書店のなかのヒトと。~古書店員&図書館員トークカフェ」と題して、交流会を行いました。一方的に古書店のお話を聞くだけでなく、古書店主さんから、図書館員への質問もあり、双方向の交流ができる貴重な機会となりました。
 第一部は、関西学院大学大阪梅田キャンパスの教室で交流会、第二部は、すぐ近くのスタンダードブックストア梅田で、ランチトークでした。そして、第三部は、当初希望者のみで古書店めぐりをと考えていましたが、なぜかそのまま飲み会となり、さらに途中古書店見学も含め、第四部まで飲み会が続いていた、というのを後で聞いて、今回の企画の予想以上の成功に、驚きながらも、大変嬉しく思いました。
 この企画、初めは、大阪市内にある古書店、厚生書店の杉本さんに声をおかけして、古書店の仕事についてお話を聞かせてください、とお願いしたところ、快くお引き受けいただき、また杉本さんが大阪古書研究会の会員ということで、他の会員の方にも声をかけてくださって、最終的に、5人の古書店(厚生書店 梁山泊 古書キリコ 汎書店 オンライン古書店moderna)の方が来て下さいました。対する図書館員の方は、スタッフ含め、総勢16人が集まりました。
 杉本さんの発案で、それぞれに本(おすすめの本でも、来る途中に読んでいた本でも、なんでもOK)を1冊持ってきて、話の糸口に、ということで、まずは、自己紹介+本紹介から始まりました。バラエティに富んだ、それぞれの本とそのエピソードを聞くことができました。ビブリオバトルとまではいきませんが、初めて聞く本も沢山あり、今度読んでみようかな、と興味をそそられました。
 本の紹介だけでなく、古書店主の方々の自己紹介がとても面白く、引き込まれました。話好き、話上手な古書店主さんが多いというのも初めて知ったことでした。みなさん古本屋さんになったきっかけなどをお話しくださいましたが、やはり、組織に属するのではなく、独立して起業なさっている方々だけに、個性的で、人をひきつける魅力をお持ちです。本が好きというよりは、本を通じて会う人と話すのが好き、という話になるほどと思いました。その辺は、図書館員とも通じるところかもしれません。
 これを書いている途中で気付いたのですが、「古書店員と図書館員」ではなく、「古書店主と図書館員」というタイトルが正しかったな、という交流会だったのでした。
 そして、始まるまでどんなものなのか、ドキドキしていた、当日のメインイベント
「模擬入札」。このために、古書店主さんが、入札用に束にした本を持って来て下さいました。この日の入札は、「置き入札」といって、束の本に、封筒がつけてあり、そこにそれぞれの買値(上札と下札)を書いて入れる、という方法です。
 全員が金額を書きいれて、誰が落札したか発表すると、やはり素人の図書館員の方が、高い値をつけることが多くなりました。束の中に1冊でも自分にとって宝の本があれば、高くつけるというのはありということでしたが。
 その後、古書店主の方々の、値段の付け方について聞いてみると、売りたくない本は高くして、早く行ってほしい本は、安くするのに、あまり売れない、というお話が面白かったです。
また、古書店を始める時に、品物が少ないので、自分の本棚にあった本を並べたら、そちらからどんどん売れていき、売り上げには繋がるけれど悲しかった、という体験談も。いったいどんな棚だったんだろうと大変気になります。
 気になるAmazonの値段の付け方にも、顔が見えないからと、むちゃくちゃしている、という一方で、対面の古書店は、これからもお客さんに信頼してもらえるような商売をしたい、と話しておられました。
そして第一部の最後は、図書館へ寄贈されても重複していたり、古書店に売りに来られても買い取られず、結局行き場がなく捨てられてしまう本たちを、どうにかできないか、という話の途中で、時間が来てしまい残念でした。ですが、今後も一緒に考えていけたら、と思うテーマですね。
 最後に、お集まりいただいた、古書店主の方々、参加者の皆さま、どうもありがとうございました。
そして、Ustreamでの中継は、総勢100名の方が見てくださいました。それだけ興味を持っていただけたということを、本当に嬉しく思います。そして例会の終わった後すぐに、第2弾を希望する声があがっていましたので、参加された方々の中から、次の企画が生まれてくれば、ますます嬉しいです。
                                (やはた・けいこ / 大阪教育大学附属図書館)
「大学図書館問題研究会・兵庫支部報」第241号より転載
発行/大学図書館問題研究会 兵庫支部 2011年10月4日 通巻241号
事務局/〒651-2187 兵庫県神戸市西区学園東町9-1
神戸市外国語大学 学術情報センター 谷本気付
Tel. 078-794-8151 E-mail: tanimoto@lib.kobe-cufs.ac.jp
編集・発行担当: 関西学院 聖和短期大学図書館 井上 昌彦